とある所員が(1日中、散々ふざけた後)夕方になって突然
「今日からふざけるのやめようと思ってたのに」と言い出し、「なぜ?」という周囲からの素朴な疑問に対し
「だってここにいたら、自分たちの知らない間にここでの出来事が世間にさらされるんですよ?」
「〇〇くんが約束すっぽかした話とか、営業所のグループLINEに変なメッセージが送られてくる話とか。全世界に知られてますからね」
・・・・・やっべー、私のことやないかい
「えーどういうこと?」と疑問に思う所員たちを尻目に補佐の人だけは終始無言を貫いた。
・・・という話までさらしましたのでご了承ください。
そこで今回は・・・はじめてのバイトの話ヽ(゚∀゚ )ノ
はじめてのシリーズ第3弾は子供たち、それぞれのはじめてのバイトの話です。
ちなみに補佐の人がはじめてバイトデビューしたのは高1の夏。
バイト禁止の高校に通っていたので(バレたら即停学)絶対バレない、地元の小さな工場で、夏休み期間のみの短期バイト。
親よりも年上のお姉さま方にかわいがっていただき、内職のような仕事をチマチマと1日中やっていました(その頃から地味な作業好き)
夏休み期間中、遊びもせず丸々働いたのでお給料は当時の時給の低さから言っても高1には十分大金で、それを盛大に全額貯金するという銭ゲバもその頃から健在でした(ノ∀`)ペシッ
さて、我が家の子供たちはと言うと・・・
上の子(息子)のはじめてのバイトはコンビニ。
いわゆるオープニングスタッフだったのですが、オープンの前に経験積んでおけよってことで近隣の同じ系列のコンビニに研修に行かせていただいていました。
朝があれだけ弱い子が、ちゃんと早起きして、ほぼ毎日働きに行ってるだけでもう涙ちょちょ切れそうでしたが、こっそり見に行くと怒られそうだったので見に行くのをずっと我慢。
いよいよオープンの日に堂々とお客として潜入し、「これ〇〇ですか?」とウザ絡みをする補佐の人。
息子は息子で普通に「〇〇ですね」と対応してくれ、黙々と仕事をしていました。
その日、娘に息子のバイト先に行ってきた話をしたら「え?行ったの?わざわざ?仕事の前に?」とドン引きされ、「でも、質問にもちゃんと対応してくれたよ?」と話す私に「絡んだの?やめてあげなよ、かわいそうに」と、よっぽど私の方がかわいそうな感想をいただいた。
別の日、私の友達までもが息子を見に行ったことは誰にも内緒だ。
下の子(娘)のはじめてのバイトは製造系の工場。
兄から日々、コンビニバイトの辛さを聞いてきたせいか『絶対に接客業はやりたくない』とのことで、ひたすら地味な流れ作業を選んでいた。
まぁまぁ評判のよくない会社で短期契約で働かせてもらっていたがその間、仕事についても、仕事じゃないことについてもずっと色んな人に絡まれていたらしく、絡まれ方が独特で聞けば聞くほど『どう対応しているのか』不安だったが終始、塩対応していたご様子。
製造系なので、ユニフォームは頭から足の先まで覆われ、ほぼ目しか出ていない状態なのに、新人のくせに最初から最後まで「は?」みたいな態度全開だったと聞き、恐らく周りにいらっしゃる方に気を遣わせてしまったのではないかと心底申し訳なくなりました。
休憩中に送られてくるLINEには
↑このようなサザエさんのエンディング方式で【今日の職場の様子】の報告が入り(そしてやっぱり反抗的な態度はしっかり相手に伝わっている模様)まぁまぁ評判が良くない理由に納得。
しかし娘が鋼の心臓の持ち主なことを知っている私は、是非この状況すら楽しんで欲しいとエールを送っておきました。
ちなみにそのバイト先には肉まん2個分くらいのお値段で、社食が食べられたらしいのだが「なんでお金稼ぎに行ってるのにバイト先でお金払わなきゃいけないの?」という謎の怒りがあり、
毎朝6時くらいに出発するため、私を5時に「今日ってお弁当作れそう?」と起こし(いや、起こしてる時点で強制じゃないか)、激甘な私はお弁当を作ってやっていた。
そしてバイト先にお弁当を持ってきてる人は誰もいなかった、と後日報告があった。
いただいたお給料は全額パー――っと使った息子に対し、全額貯金した娘。
同じように育てたはずなのに【お金の扱いが正反対】という事実に「・・・でしょうね」と心から納得。
お小遣い時代だった時も含め、普段のお金の使い方がダダ漏れた結果でした。
補足事項といたしまして、
息子がバイトの日は必ず妹にお土産を買ってきてあげていて、妹はさも当然のように受け取っていた。
娘がバイトの日は必ず自分のためにご褒美を買ってきて、割りばしやらおしぼりやらの付属品だけを兄にあげていた。
こちらも普段の温度差がダダ漏れた結果でした。
当番組の提供は
「選ばれて半世紀・ずっとこれからも、この街と。」でお馴染みの
朝日リビング株式会社がお届けしました。
バイト代でどちらにも、何ももらえなかった
@中の人補佐でした!(。・ω・)ノ゙