自然災害が発生した場合、首都圏の路線は運休や遅延することがよくあります。
その結果、駅の構内から人が溢れ出すことが度々発生しています。
運休や遅延が発生した時間帯や規模によっては大規模な帰宅難民の発生もありますが、そもそも首都圏の路線で自然災害に強い路線はあるのでしょうか?
自然災害に強い路線、結論から出しますと地下鉄が比較的強いと言えます。
そもそも地中を走行しているので風雨による影響を受けにくいので、トンネル内部が冠水しない限りは安全といっても差し支えないでしょう。
そう、常に地中を走行していれば影響は受けにくいです。
裏を返せば地上に出てしまうと風雨の影響を受けることになります。
例えば丸の内や銀座線ですが、どちらも地形の関係上地上を走行する区間がありますので、あまりの暴風雨で地上区間が潰されてしまえば部分的に運休や遅延もあり得ます。
他にも直通している路線の影響を受けてしまうこともあります。
代表的な例としては、大雨で京急線が遅延した際に影響を受ける都営浅草線でしょうか。
このような関係から、一番自然災害に強いと言えるのは都営大江戸線かと思います。
かなり深い位置を走行し、地上区間が無いので影響を受けにくいのがポイントになります。
次回は影響の受けやすい路線と、自然災害で運休や遅延することの意味についてお話していきたいと思います。