前回の記事では、首都圏で自然災害に強い路線として地下鉄を取り上げていきました。
今回は自然災害に弱い路線と、運休や遅延する意味についてです。
自然災害の影響を受けやすい路線ですが、これはモノレールやゆりかもめが該当します。
特にゆりかもめですが、悪天候によってレインボーブリッジが封鎖されてしまうと「芝浦ふ頭駅」から「お台場海浜公園駅」までの区間が不通となってしまいます。
映画では必死に封鎖しようとしていたレインボーブリッジですが、自然の前では普通に封鎖へ追い込まれるということですね。
その他にも、海辺や河川付近を走行している路線になると風の影響を受けやすくなります。
そのため運休や遅延が多々ありますが、これは過去の事故を教訓にして規制をかけてるようです。
無理に走行して大事故を起こすよりも、安全のために規制をかけている路線の方が利用者としても安心でしょう。
ですので、自然災害が起こるとすぐに止まってしまう路線もそこまで悪くないように感じます。
住宅の購入では最寄りの路線も判断基準のひとつになるかもしれません。
止まりやすい路線は敬遠されがちな傾向がありますが、その際も止まる本質までを見て判断することが大切になりそうです。
それでも実際の生活を考えたら、止まらない路線が一番なのかもしれません。