我が家の子供たち(兄妹)はとても仲良しでして。
息子が妹を溺愛しているから成り立つ関係なんですけど。
今度、軽めのパーティーに参加することになった娘と着ていくドレスを見に行ったんですね。
すごくいいのがあって「買っちゃいなよ!」と煽ったら
「今じゃない」って言うんですよ。じゃあいつ行くのよ?って聞いたら
「〇〇(兄呼び捨て)がいるとき」って言うので、見てもらいたいの?って聞いたら
「いや、財布」って真顔で言ってて。
全兄(と母)が泣いた(ノД`)
そこで今回は・・・セビーチェの話ヽ(゚∀゚ )ノ
セビーチェ:ペルーで生まれた魚介類のマリネである。マリネ液には酢ではなく柑橘系果実の果汁を使用するのが特徴である。ペルーの名物フラッグ料理。セビーチェと呼ばれることもある。(Wikipediaより)
月末が押し迫ったある日突然娘から「セビーチェ食べたい」って言われた私の気持ちわかります?
心からの「勝手に食べればいいじゃん」ですよ。
セビーチェってものを食べたことはなかったですけど、こんな感じの食べ物という認識はあったので、まず「魚介高いじゃん」が真っ先に頭に浮かびますよね。
何回でも言いますけど月末ですよ。
食費予算が底をつきそうな月末です。
次にライム。
ライムってこのためだけに買ったらもう二度と出番ないじゃないですか。ジャガイモと違って万能さに欠ける。お酒に入れる以外の選択肢が思い浮かばない。
こうなるとセビーチェの材料で受け入れられるのは玉ねぎのみですよ。
そんなことを考えていたら、5分後には
「自分で食べに行くか、作りなよ。作るなら材料は自分で買いなよ」
って言っちゃってましたよね。ついね。
で、補佐の人帰宅。
小娘のお世話を終え、さぁ夕飯を作ろうかというタイミングで娘参上。
おもむろに冷蔵庫からタコとエビを出し、(炒め物を作ろうと)玉ねぎを手に持っている私を見て
「じゃあマミー。玉ねぎのスライスよろしく。私見てるか、つまみ食いしてるから」
と。なんだその二択は。
いや、玉ねぎはそのために持ってるワケじゃないから。炒め物のためだから。
すったもんだの末、自分で作るしかないと察した娘とキッチンに並んで、娘はセビーチェ、私は夕飯を作っていると・・・
まぁうるさい。
スライスの細さを問われ、水にさらす時間を問われ、水の切り方を問われ、ライム諦めてレモンでいいかと思ったらレモンもないじゃん…これレモン果汁じゃんとか言いながら、セビーチェを作っていました。
途中味見を求められ食べたものの…食べたことがないので正解はわからないけど「まぁこんなもんじゃない?」と伝える。
セビーチェ食べたことないけど。
夕飯時、どう見てもセビーチェとは相性の悪そうなTHE和食が並んだ食卓の中にセビーチェがあるものの
「これ材料費、私のお金で出してるから食べないでね」という結界を張って1人で食べる娘。
その内、セビーチェの中のタコとエビを取り出し、お皿に醤油とわさびを入れ、
「タコとエビはわさび醤油が1番美味しいな、間違いない」
って言いながら【セビーチェのわさび醬油付け】を食べていました。
翌日、余ったタコとエビをマリネ液に漬けることなく、最初からわさび醬油で食べていて、色々助言してあげたお礼に勝手に2~3個つまみ食いしていたらすごい怒られたって話です。
当番組の提供は
「選ばれて半世紀・ずっとこれからも、この街と。」でお馴染みの
朝日リビング株式会社がお届けしました。
当然、兄にはセビーチェを一口もあげてなかった娘。
どの面下げてドレスを買ってもらおうとしてるのか真顔で聞いてみたい
@中の人補佐でした!(。・ω・)ノ゙