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テラスハウスの魅力 その1

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住宅を探していると、予算内で希望していた一戸建てよりも、はるかに安い物件を見かけることがあるかもしれません。その物件、事故物件でもなく、借地権の物件でもない。じゃあ、なぜこんなに安いのだろう?と疑問に思うこともあるでしょう。
その答えは、「テラスハウス」かもしれません。一戸建てに見た目が非常に似ているものの、実際は異なる特徴を持つ住宅です。このブログでは、テラスハウスの概要、メリット・デメリット、そして一戸建てとの違いについて掘り下げて解説していきます。また、購入を検討する際に注意すべき点についてもお伝えします。住宅購入を考えている方にとって、テラスハウスがどのような選択肢になるのか、ぜひ参考にしてください。

テラスハウスとは?その基本的な特徴
まず、テラスハウスとは何かを理解しておきましょう。テラスハウスは「連棟式住宅」とも呼ばれ、隣の家と壁を共有している住宅のことを指します。外観は一戸建てに非常に似ており、独立した住戸として見えますが、実際には複数の住宅が連続して並んでいる構造になっています。不動産用語では「長屋住宅」とも呼ばれることがあり、日本の都市部や密集地ではよく見られる形式です。
この構造の最大の特徴は、隣家と壁を共有していることです。一戸建てのように隣家との間に庭や敷地があるわけではなく、壁一枚で仕切られているため、物理的に隣接しています。そのため、一戸建てとは違い、土地を完全に独立して所有するわけではなく、隣家と接することで建物自体のコストを削減することができます。

一戸建てとテラスハウスの違いとは?
テラスハウスと一戸建ての最大の違いは、その構造にあります。一戸建ては一つの敷地に一つの建物が建っており、完全に独立しています。それに対してテラスハウスは、隣家と壁を共有しているため、建物が隣接し連続している形態になります。
もう一つの大きな違いは、建物の出入り方法です。一戸建ては完全に独立した玄関や敷地を持っていますが、テラスハウスは住戸ごとに独立した出入り口を持ちつつも、マンションのような共有エリア(エントランスやエレベーターなど)がありません。この点では、テラスハウスは戸建てのプライバシー感と、マンションの利便性を兼ね備えた住宅タイプといえるかもしれません。
しかし、価格が安いという利点がある反面、隣家との距離が物理的に近いため、音や生活習慣が気になる可能性があります。

テラスハウスのメリット
テラスハウスを選ぶ際の利点は、一戸建てやマンションとは異なる以下の特徴が挙げられます。

1. 価格の安さ
テラスハウスの最大の魅力は、価格の手頃さです。建築コストが低いことから、同じエリアで一戸建てを購入するよりも、はるかに安く購入できるケースが多いです。隣家と壁を共有しているため、外壁の面積が少なく、建設にかかるコストも抑えられるため、結果的に購入価格も低くなるのです。特に初めて住宅を購入する方や、予算を抑えたい方にとっては、テラスハウスは非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

2. プライベート感を楽しめる
テラスハウスは、住戸ごとに独立した出入り口を持っているため、マンションのように共有のエントランスやエレベーターを使う必要がありません。これにより、戸建てのようなプライバシー感を保ちながらも、価格を抑えた生活が可能です。特に、子どもがいる家庭や、出入りのプライバシーを重視する方にとっては、大きな利点となるでしょう。

3. 上下階の音が気にならない
テラスハウスは上下階に他の住戸がないため、マンションでよく問題になる「上下階の生活音」に悩まされることが少ないのもメリットです。特に、子どもが走り回ったり、家具を動かしたりする音が気になる方にとって、上下階の騒音問題がない点は大きな安心材料です。

その2に続きます
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