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中古リノベーションの勧め方 その1

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新築注文住宅は高くて手が出ない。かと言って建売住宅ではいま一つ満足できそうにない。
理想の家造りを諦めたくない方の第3の選択肢が中古+リノベーションです。
中古住宅を購入して思い通りのリフォームを行う……言葉にすると簡単に見えますが、取引の進め方にコツがあります。
今回は中古+リノベーションの進め方についてご説明します。

■まずは資金計画を
単なる物件購入だけではなく、リフォームが関係してくる分資金計画が重要です。
資金計画が甘いと、物件は購入したものの、予算オーバーで希望するリフォームが実現できないことも起こり得ます。
ここで一つコツがあります。
リフォーム費用を修繕費用とその他リフォーム費用に分けて考えることです。
修繕費用は物件によって異なります。古めの物件を狙う方は修繕費用に多めの予算を確保しておいた方が良いという考え方です。
その他リフォーム費用は皆さんがイメージしやすい一般的なリフォーム費用となります。
「物件が決まらないとリフォーム費用はわからない」とよく言われますが、リフォーム費用の中でもコストが高めなのは設備の交換工事なので、リフォームのショールームへ行けばおおよその金額を把握することができます。
中古住宅を検討する中で実際に物件を見ることも多いのですが、生活感に溢れる物件に遭遇することも少なくありません。
予めショールームへ行って完成形をイメージできるようになっていると物件探しを楽しく行うことができるのでお勧めです。

資金計画を行う上で把握しておきたい金額が、借り入れ可能限度額です。
住宅ローンの事前審査を行うことで把握することができます。
上限ギリギリまで借りてくださいという意図ではなく、月々の返済額などを考慮しながら希望の予算を検討していくわけですが、物件やリフォームが具体的になってくると、当初安全側に考えた希望予算をオーバーしたくなる場面が出てきます。
ここで限度額を把握していないと、本当は限度額オーバーなのに無理な計画で取引を進めようとして途中で破談になってしまうことも起こり得ます。

予算の検討は取引初期段階で綿密に行うことが大切です。

■物件探し
不動産会社に希望条件を伝えて探してもらうのも良いのですが、ポータルサイトで簡単に物件情報を得ることができるので、ご自身でも物件探しを行うことをお勧めします。
エリアの在庫状況や相場観を把握していないと、不動産会社が物件情報を提供しても、「他にもっと良い物件があるのでは?」と有りもしない物件情報を求めて彷徨う状況に陥りがちです。
とは言えポータルサイトを見続けないといけないのは手間なので、物件探しをサポートするWEBツールの利用がお勧めです。
「物件提案ロボ」に希望条件を登録すると、条件に合致した新着物件情報が毎日メールで届くようになるので、効率よく物件探しを行うことができるようになります。

■物件内見
気になる物件が見つかったら物件内見を行います。広告に掲載されている情報ではわからないことが多いので、ちょっとでも気になる物件があったら、積極的に内見することをお勧めします。
中古+リノベーションの場合は物件内見にもコツがあります。
それはリフォームの概算費用を算出してもらうことと、建物の修繕箇所を見つけてもらうことです。
「この物件を買うとしたら」という前提で物件を見学すると、この設備は交換したい、ここの間仕切りを撤去して大きな部屋にしたい、などリフォームのイメージが湧いてきます。
実際には技術的な問題でリフォームできない箇所もありますし、思ったよりもお金がかかる箇所もあります。
後日改めてリフォーム会社を呼んで現地を見てもらう、というのは手間も時間もかかりますので、内見時に同席してもらってその場で相談するのがお勧めです。

中古住宅を検討する際に気になるのが建物の劣化状況です。
建築に詳しい方でないと非破壊目視で劣化している箇所を見つけるのは難しいです。ここで建築やリフォーム工事に詳しい方に同席してもらっていると、素人目線では気が付かない問題点や劣化箇所の修繕についてアドバイスを求めることができます。

不動産取引とリフォームを別の事業者に任せる場合は、内見の調整に手間がかかるので、厳選した物件でないと、建築に詳しい方の同席は難しいかもしれないのですが、不動産取引もリフォーム工事も両方事業として取り扱っている会社を選択すると、リフォームの相談もスムーズなのでお勧めです。

その2に続きます

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