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ビルの空室率と住まい購入の関係性?#1

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新型コロナウイルスの蔓延の影響で、ここ数年でテレワークの割合が大きく増加していました。

それに伴い企業のオフィスが不要になり解約…

特に都心部のビルテナントの空室率が増加していました。

 

最近ではコロナ前の出勤体制に戻すため、テレワークを実施していた企業も原則出社とするなど、ふたたびオフィスの需要が高まりそうな話も聞いています。

 

 

■テナントの空室率と住まいの関係?

 

テレワークが増えるということは出社する機会が減ることになります。

これまで週5日の通勤が週に2日、場合によっては月に一度出社するなどもあったそうです。

この出社回数が減るということは、【通勤】という行為そのものの減少にもなります。

 

住まいを探す際の条件として、「自宅最寄駅までの時間」・「急行停車駅」・「通勤時間○○分以内」などの条件を挙げる方も多いかと思います。

もちろん毎日のように通勤するのであれば、このポイントは譲れない条件になるでしょう。

 

■もし【通勤】が減るとしたら?


この通勤の回数が減ったらどうでしょうか?

週に2日程度の出社に減った場合だと、出社の頻度は減ったとはいえ通勤に関する条件を度外視するまでには至らないかと思います。

良くて優先順位が下がる程度かと。

 

しかし、月に一度の出社であればどうでしょう?

通勤に要する時間の増加を許容できる方も増えてくるのではないでしょうか?

極端な例ですが、品川のオフィスに小田原から新幹線で月に一度出社するというスタイルも可能になります。

※交通費などの観点ですが、今回は考慮していません。

 

住宅の傾向として、都心部から離れるほど価格が下がると言われていますが、

通勤を考慮しなくてもいいのであれば、都心部から離れて同じ価格でより広い住まいを購入することも手だと思います。

テレワークを行うのであれば、そのための部屋もあると便利です。

 

■離れることだけが正解なの?


【離れること】だけが正解なのでしょうか?

答えは「NO」かと思います。


もちろん都心部から離れると価格は下がる傾向にありますが、何でもかんでも離れればいいわけでもありません。

住まいを購入する際に必ず考えたいことがあります。

 

次回はその【必ず考えたいこと】について見ていきましょう。


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