新型コロナウイルスによって、不動産購入のオンライン化が進行
2020年は新型コロナウイルスに翻弄された1年となりました。
住宅・不動産業界も例外ではなく、緊急事態宣言や外出自粛により、対面での営業活動が困難となり、オンライン化が急速に進みました。そのような時代での住宅購入は、便利なWEBツールを使っての不動産購入が新常態となりそうです。多くの方が住宅購入を検討されるタイミングは「ライフイベント」と関連している事が多いのです。
■不動産購入を検討されるタイミング「ライフイベント」とは?
・結婚
結婚を機に購入を検討する人は多くいます。家族計画を考えながら家を選べるのでよいタイミングだと思います。また、このタイミングだと比較的若いうちに住宅ローンの支払いを始められるため、定年頃には支払いが完了しているというメリットがあります。しかし、家族が増えて手狭になって住み替えを検討する必要がでてきたり、仕事がテレワーク化していくなかで必要なスペースが確保できず、手狭になる場合もあります。
・出産
出産で子供が生まれるタイミングを選ぶ人も多くいます。このタイミングだと、子供の通う幼稚園や保育園、小学校など教育環境を考えて選ぶ必要があります。また、子育てしやすいように、近隣の病院や公園などもチェックして選べます。子供が増えることにより、将来必要になる子供部屋のスペースを検討して購入する必要がありそうです。
・子供の進学
子供の進学のときに合わせて家の購入を検討するのもよいでしょう。通わせたい学校がある場合には、進学前に学校の近くに家を購入すると、通学時間が短縮できて、子供の負担を減らせます。子供が幼いうちに購入していると、進学まで意識していない場合があり、通わせたい学校がエリア外だと引っ越しの必要がでてくる場合もあります。
・子供の独立
子供が独立して家の中にいる人数が減ると、それまで使っていた部屋が必要なくなり、管理できなくなる場合があります。そのため、子供が独立して夫婦2人になったタイミングで家を買う人もいます。今までは大きな住宅に住んでいましたが、夫婦2人になると、DINKS用の60㎡前後の住宅でも十分ですし、場合によっては1LDKで45㎡程度の住宅でも事足りる事例もあるそうです。しかし、このタイミングでの住宅購入は年齢が上がっている分、住宅ローンの支払い期間が短くなります。
また、部屋数を減らすことによって、子供の帰省や親戚が集まる場合に部屋が不足するケースも考えられます。
■2021年の不動産購入は「ライフイベント」に関係がないような方も検討して欲しい!
しかし、2021年の不動産購入は「ライフイベント」に関係がないような方も検討してみても良いのではないでしょうか?
理由としては、国土交通省の調査によると、地価の全国平均価格は昨年比で0.3%下落しました。つまり、住宅ローンが低金利で一時的に住宅価格が下がっている現在は「買い時」といえます。テレワークを導入する企業が増え、書斎やWeb会議用のスペースが欲しいと考える人も増えていますので、少し広めの住宅購入がベストではないでしょうか?
新型コロナウイルスの影響により、オンライン化の流れは強まり、消費者自ら家探しができる環境が増えつつあります。
弊社はオンライン相談・オンライン内見にも対応していますのでお気軽にご相談ください。
新型コロナの流行によって、2020年に予定されていた東京オリンピックは2021年に延期になりました。
変異種の感染が広まっていますが、本年は無事に東京オリンピックが開催されるのでしょうか?
実は2012年にロンドンオリンピックが開催されたイギリスの住宅売却価格の平均値はオリンピックのあった2012年以降も上昇を続けているというデータもあり、イギリスの例から分かることは、オリンピックが終わっても住宅価格が下がる「買い時」は来ない可能性があるということです。日本とイギリスでは住宅や経済の状況は異なってきますが、コロナの影響で住宅価格が下がっている今、住宅の購入を検討する良い機会かと思います。
朝日リビングでは、ライフイベントに合わせた住まい探しを応援しています。
・就職や進学で賃貸を探したい
・結婚を機に広い部屋を探したい
・転勤になってしまったが家を売るか貸すか迷っている…
理由は様々ですが、どれも大切なライフイベントです。