何件の物件を見ますか?
物件の購入を検討する場合、まずポータルサイトなどから物件を見始めることが多いと思います。
そして、その後不動産会社へ問い合わせもしくは直接行き、内見ということになっていくのですが、
そもそも購入した方はどのくらいの件数を内見して購入物件を決めたのでしょうか。
賃貸の時は2~3件で決めたという方や、図面だけで判断して決めた方もいるかと思いますが、
賃貸と購入では全く違うので、数件見た段階で不安になる方もいるのかと思います。
購入を検討した段階でよぎるのは
・この先何件見たら購入しても良いと判断できるのか
・どれだけ内見すれば納得がいく物件を見つけられるのか
このような不安があるかと思います。
一般的には購入された方の平均は5件~10件くらいと言われていますが、この件数は人それぞれだとも思います。
これは、何件見たら納得がいくかというより、物件の良し悪しについて理解している場合は、
そこまでの件数を見なくとも物件の判断が出来るからです。
また、内見数が増えていくにつれて、最初のほうに見た物件が良く見えてきたり、
あれもこれもと条件が増えてしまい、なかなか購入が出来ず、そのまま購入を見送ることもあります。
最初は100点の物件を探していたつもりが、130点や150点の物件を探すようになってしまうのです。
こうなると物件探しは泥沼になり、時間と労力が消えていく消耗戦になります。
もちろん最初に気に入っていた物件も消えていることでしょう。
すべての方に当てはまるとは思いませんが、購入したいという気持ちが続く間に購入出来ることが、結果的に満足度の高い住宅購入に繋がると感じます。
最終的な判断はご自身で行うのが基本ですが、その判断材料の一つとして不動産のプロの意見を取り入れてみるのもいいかもしれません。