家事をこなしながら子育てするのはとても大変なことです。
子育てしやすい住まいづくりでのポイント調べてみました。
子育てしやすい家にするためのポイント
POINT1:家事動線を考慮する
リビングからキッチンなどの水回りの設備に繋がっていると、子どもの世話と同時に料理がしやすくなります。
キッチン、洗濯機置き場、お風呂場などが近接していると同時並行で家事をしやすいです。
そしてキッチンで料理をしながら、リビングの子どもの様子がしっかり見えるのが理想的です。
POINT2:片づけやすい場所に収納を確保する
収納スペースは、片付けがしやすい場所に多く設置するのをおすすめします。
リビングでは子どもが遊ぶことが多い場合、リビングに多くの収納場所があると片付けしやすく子供と一緒に遊びながらお片付けもできます。
また、子ども部屋におもちゃが多いなら、子ども部屋に収納スペースを作りましょう。
子どもと多く過ごす場所に収納を作ることがポイントです。
また、高所にばかり収納スペースを作ってしまうと、子ども自身で片付けができないので注意が必要です。
POINT3:玄関が広いと多目的に使えて便利です
赤ちゃんがいる家庭の場合、ベビーカーの設置場所を玄関に設ける必要があります。
玄関が狭いとベビーカーが入らない上、靴を置くスペースも確保できません。
また、両手に荷物と赤ちゃんを抱えて帰宅した際も、玄関スペースが広い方が過ごしやすいのではないでしょうか。
子供が大きくなれば三輪車、玄関に置く物のとしては傘などが意外場所をとってしまうので、広めの玄関スペースの確保をおすすめします。
最近流行りのキャンプなどをする方は置き場所も確保も考えるようにしましょう。
シューズボックスなどを設けるようにしておけば玄関スペースもすっきりします。
POINT4:部屋数を確保できる間取り
現在必要な部屋数はもちろん、将来的に必要な部屋数は子どもの成長と共に個室が必要になりますが将来子どもが独立した際に余ってしまうので、
間仕切りを工夫して個室を作ってみてはいかがでしょうか。
POINT5:1階だけでも生活できる間取を選ぶ
1階だけで生活できるような住まいづくりをすることをお勧めいたします。
2階に水回りやキッチンなどのスペースを設けてしまうと、高齢者・小さい子どもの上り下りが大変だからです。
2階は子ども部屋や夫婦の寝室にしておくと子どもの独立後、子ども部屋は倉庫や客間、趣味のための部屋として活用できます。
POINT6:バリアフリー化する
段差を少なくしたり廊下を広くしたりするバリアフリーを取り入れることで、育児がしやすい家づくりができます。
また、お風呂・トイレを広めにすれば、子どもの世話がしやすく、将来の老後のことを考えてもバリアフリーが理想的だと思います。
忙しい方におすすめの時短設備
1.タッチレス水栓
タッチレス水栓はセンサーに手をかざすと水を流したり止めたりできるため、水栓の周囲が汚れず掃除の頻度を減らせます。
複数の人が水栓に触ることがないので、衛生的なのもメリットです。
2.食器洗い乾燥機
スペース確保に頭を悩ませる食器洗い乾燥機ですが、近年ではスリムなタイプも登場し、定額利用サービスがあるなど使いやすさがアップしています。
手動で食器を洗うと1回あたり20分程度かかるため、食器洗い乾燥機を導入するだけでグッと生活の質が上がるでしょう。
3.タンクレストイレ
水を貯めるタンクを省いたタンクレストイレは見た目のデザイン性の高さはもちろん、お手入れが楽なことで好評を得ています。
また、汚れにくい設計になっており、除菌水を流すことで掃除の頻度を減らせるタイプもあります。
育児がしやすい家は、将来、自分達の老後にも住みやすい家になると思います。
将来を見据えたお住まいをお探しください。