もし宜しければ前回の記事のチェックをお願いします◎
さて、前回の記事では「頭金がゼロでも返済に無理がなければ購入が可能である」ということをざっくりとお伝えしました。(本当にざっくり…(笑))
でも、これはあくまでも可能であるというだけで、実際にどれくらいの割合で頭金ゼロでの住宅の購入を決めているのか、気になるところです。
今回、過去5年以内に住宅(新築、中古問わず)を購入した20~59歳までの住宅ローンを組んだ240人に「お住まいの購入時の頭金」についてを調査、全体とそれぞれの年代から見た頭金の傾向、そして頭金をどのように集めたか、頭金の額に後悔はないかをアンケートしたものがあります。
Q.お住まいを購入する際、どのくらい頭金を用意しましたか?(単一選択式)
1位 0円(頭金は用意していない) 15.4%
2位 1,000~2,000万円未満 15.0%
3位 2,000万円以上 11.7%
4位 500~700万円未満 11.3%
5位 400~500万円未満 10.8%
6位 100~200万円未満 9.2%
7位 300~400万円未満 7.9%
8位 700~1,000万円未満 7.5%
9位 100万円未満 6.7%
10位 200~300万円未満 4.6%
実際に頭金ゼロで購入をしているお客様は全体の15.4%を占めていますね。
0円というお客様が最多で、次いで1,000~2,000万円未満という結果は二極化していることがわかります。
手元にはいくら置いておけば安心なのか?
頭金ゼロでも購入は可能。
とはいえ、基本的に頭金は1円でも多く入れることが大切です。
突然の病気やケガ・解雇など不測の事態を起きた時の出費のために、ある程度は貯蓄を残しておくべきです。
手元の貯蓄は多ければ多いほど安心できますね。
しかしながら手元に多く残せば、それだけ住宅資金のトータルの負担は重くなりますので、そのバランスを考え、安心できるギリギリのラインの貯蓄だけを残し、あとはできるだけ頭金に充当するようにするのが得策だと考えます。
重要なことは、将来のライフプランをじっくりと考えたうえで、安全かつ有利な資金計画を練っていくことです。